あたしだけを愛して



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――――――



眩しい…


カーテンの隙間から差し込む
光が顔にあたり、目が覚めた



昨日はあのまま泣きつかれて
寝てたみたいで、
制服は皺になってて
目は真っ赤に腫れていた。


「…ひどい顔」





携帯を見ると、


新着メール 5件
不在着信 12件


全部、恭哉からだった。



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