あたしだけを愛して



「…この前別れた。

恭哉のが相性良かったんだもん。
ねえ、いいでしょ?」


「…ムリ、

俺には大事なやつがいるから」


片想いだけど…
なんて、カッコ悪くて
言えねぇけど、
大事だってゆーのは本心だから


「うそ!?」


「嘘じゃねぇ…」



「…わかった。

じゃあ、最後にキスして?
そしたら、もう恭哉と
会わないから」



< 135 / 210 >

この作品をシェア

pagetop