あたしだけを愛して
二人の距離 ◆芽衣side◆
―――――――――
―――
「……ぃ、……よ」
誰かの声がする
誰―…??
うっすら目を開いたら
お母さんがあたしの横に
立っていた。
「…ぉ母さ、ん…??」
「…芽衣のお友達が、お見舞いに来てくれたのよ。
起きれる??」
「ぅん…」
窓の外はオレンジ色に輝いていて、夜の訪れを感じさせる。
あたしずっと、寝てたんだ
起き上がると、少し頭が
クラクラした。
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二人の距離 ◆芽衣side◆