あたしだけを愛して



神社に着くと、たくさんの
人がいてあたしは千秋ちゃん
とはぐれないようにしっかり
手を握る。



「千秋ちゃん、どこにいきたい??」


「あのね、わたあめ~!!」


「じゃあ、行こ」


「わ~い!!」



あたしの手をギュッと
握り返す千秋ちゃんと
わたあめが売ってる
屋台に並んだ。




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