あたしだけを愛して

夏祭り ◆恭哉side◆




◆◆◆


時期は少し遡り、芽衣が休んだ次の日


俺はなぜか荻原に呼び出されてファミレスで向かい合わせに座っていた。



さっきからお互い無言で
重い空気をなんとかしようと
先に口を開いたのは俺だった



「…話って、何??」


「わかってて来たくせに」


大体の予想はついていた

「…芽衣のこと、だろ??」



芽衣が何で俺を避けるのか、
どうしても理由が知りたかった



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