あたしだけを愛して



目を覚ますと、ベットの上で
寝ていた



あたしの知らない天井

あたしの知らない部屋



でも、この匂いだけは
覚えてる



だって、この匂いは―…

ガチャッ



部屋の扉が開いて、入って
きたのは



恭哉だった。



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