世界の終わりに隣に君がいてくれたらそれだけでいい…
私は呆然とした。
こんな綺麗な場所があったなんて全然知らなかった・・・。
彼は海に向かって駆け出すと寄せては反す波に足を入れてはしゃいでた。
無邪気に笑う彼を追いかけて私も波に足をつけて見た。
「気持ちいいー。」
そんな言葉を出してる自分に驚いた。
「でしょ?
あなたに喜んでもらえて嬉しいっす。」
私達はずっと海にいた。
石を重ねて見たり、貝殻を探したり、ただ寝そべってたり、また波に足をつけて見たりしてた。
ため息が出そうになるほどに綺麗なエメラルドグリーンの海に私は癒されていた。
そして、なんだか自分の悩みとか今まで一人で鬱になってた問題とかが、小さな事に思えてならなくなり・・・、気持ちがちょっとだけ楽になったような気がした。」
自然の力は凄い・・・。
けど・・・、
本当は違うんだ・・・。
彼の力だと思う。
この子がいたから前に進めたんだと思った。
私は思わず涙が止まらなくなった・・・。
彼に気付かれないように涙を拭く。
この涙の意味が自分でもわからない。
そんな私に気付いた彼は、
「俺、絶対にあなたを好きな気持ち変わりませんから。
結婚してるとかって関係ないって言ったらおかしいけど、 それはもう仕方ない事ですから・・・。
ご主人?には悪いけど、俺、あなたと付き合いたいです!」
私の気持ちはもしかしたらレイと会った瞬間からもう決まっていたのかもしれない・・・。
私は静かにうなずいた。
エメラルドグリーンの海を見つめながら 隣にいるレイに言った私の事。
「本当に好きなの?
もし信じていいなら、私の味方でいてね。
世界中の誰もが私が間違ってると言ったとしてもレイだけは私の味方でいてくれる?」
ザーッと波が引いた。
砂に書いた文字が消えた・・・。
さっきレイが書いてた文字・・・。
もうわからなくなった。
「俺は死ぬまであなたの味方ですってば・・・。」
そう言うとレイの冷たい潮風の匂いがする唇が私の唇に重なった。
私は目を閉じた・・・。
レイ・・・。
私は多分あなたをずっと待ってたのかもしれない・・・。
私を暗い闇から救いだしてくれる誰かを・・・。
それがあなただったんだ・・・。
そう思った。
こんな綺麗な場所があったなんて全然知らなかった・・・。
彼は海に向かって駆け出すと寄せては反す波に足を入れてはしゃいでた。
無邪気に笑う彼を追いかけて私も波に足をつけて見た。
「気持ちいいー。」
そんな言葉を出してる自分に驚いた。
「でしょ?
あなたに喜んでもらえて嬉しいっす。」
私達はずっと海にいた。
石を重ねて見たり、貝殻を探したり、ただ寝そべってたり、また波に足をつけて見たりしてた。
ため息が出そうになるほどに綺麗なエメラルドグリーンの海に私は癒されていた。
そして、なんだか自分の悩みとか今まで一人で鬱になってた問題とかが、小さな事に思えてならなくなり・・・、気持ちがちょっとだけ楽になったような気がした。」
自然の力は凄い・・・。
けど・・・、
本当は違うんだ・・・。
彼の力だと思う。
この子がいたから前に進めたんだと思った。
私は思わず涙が止まらなくなった・・・。
彼に気付かれないように涙を拭く。
この涙の意味が自分でもわからない。
そんな私に気付いた彼は、
「俺、絶対にあなたを好きな気持ち変わりませんから。
結婚してるとかって関係ないって言ったらおかしいけど、 それはもう仕方ない事ですから・・・。
ご主人?には悪いけど、俺、あなたと付き合いたいです!」
私の気持ちはもしかしたらレイと会った瞬間からもう決まっていたのかもしれない・・・。
私は静かにうなずいた。
エメラルドグリーンの海を見つめながら 隣にいるレイに言った私の事。
「本当に好きなの?
もし信じていいなら、私の味方でいてね。
世界中の誰もが私が間違ってると言ったとしてもレイだけは私の味方でいてくれる?」
ザーッと波が引いた。
砂に書いた文字が消えた・・・。
さっきレイが書いてた文字・・・。
もうわからなくなった。
「俺は死ぬまであなたの味方ですってば・・・。」
そう言うとレイの冷たい潮風の匂いがする唇が私の唇に重なった。
私は目を閉じた・・・。
レイ・・・。
私は多分あなたをずっと待ってたのかもしれない・・・。
私を暗い闇から救いだしてくれる誰かを・・・。
それがあなただったんだ・・・。
そう思った。