世界の終わりに隣に君がいてくれたらそれだけでいい…
「俺、20歳まで生きてたくないんです。
だから将来なんていらない。
大人は汚いし、卑怯だから嫌いなんです・・・。
それに俺の夢は世界滅亡なんで・・・。
未来なんてのはいらないし興味がないんです・・・。」
私は言葉につまった。
ザアーッと木々が揺れる。
「ニャーー。」
クラウディオが彼の膝から飛び降りると公園の方に走って行った。
「レイ・・・、
あなたは大人が嫌いなの?」
唇を固くつむったまま私を見つめる彼は、いきなり私にキスをしてきた・・・。
そして耳元でこうささやいた。
「あの・・・、
俺・・・、
あなたが欲しい・・・、
いいですか?」
私は戸惑いながら彼の目を見る。
まったくそらさない視線・・・。
まっすぐな瞳にドキッとする。
「欲しいってどうゆう意味なの?」
「それはつまり・・・、」
恥ずかしそうに笑みを浮かべる。
なんだかんだ言ってもまだ15才の男の子だなって思うとやっぱり可愛い・・・。
「あの・・・、
あなたを抱きたいって意味です・・・。」
風が暖かい・・・。
今日はいつもより気温が高い。
私は喉が渇いた。
動揺を知られたくない私は、
「喉が乾いちゃったみたいだから何か冷たい物でも飲まない?」
って聞いた。
「俺は別にいらないっす・・・。」
そう言うと公園のブランコの方に向かって歩いて行った。
私は台所に行き、冷蔵庫に冷やしてある麦茶をコップに注ぐとそれを一気に飲み干した。
そして高鳴る胸の動機を右手で確かめながら、なんだかくずぐったいような気がしてた・・・。
公園でレイはブランコに乗っていた。
私はサンダルを掃くとブランコの所まで歩いた。
クラウディオがやって来た。
「ニャーー、ニャーー。」
足元にベッタリと寄りそう。
ブランコをこぐ彼の隣に座り私もブランコをこいだ。
何年ぶりだろうか・・・。
昔、ブランコをこぐのが怖くてあまりブランコに乗らなかった。
ブランコの勢いが怖くて落っこちるんじゃないかって心配で・・・。
子供の頃に見た景色は、もうそこにはない。
目線が変わってしまってるから・・・。
だから将来なんていらない。
大人は汚いし、卑怯だから嫌いなんです・・・。
それに俺の夢は世界滅亡なんで・・・。
未来なんてのはいらないし興味がないんです・・・。」
私は言葉につまった。
ザアーッと木々が揺れる。
「ニャーー。」
クラウディオが彼の膝から飛び降りると公園の方に走って行った。
「レイ・・・、
あなたは大人が嫌いなの?」
唇を固くつむったまま私を見つめる彼は、いきなり私にキスをしてきた・・・。
そして耳元でこうささやいた。
「あの・・・、
俺・・・、
あなたが欲しい・・・、
いいですか?」
私は戸惑いながら彼の目を見る。
まったくそらさない視線・・・。
まっすぐな瞳にドキッとする。
「欲しいってどうゆう意味なの?」
「それはつまり・・・、」
恥ずかしそうに笑みを浮かべる。
なんだかんだ言ってもまだ15才の男の子だなって思うとやっぱり可愛い・・・。
「あの・・・、
あなたを抱きたいって意味です・・・。」
風が暖かい・・・。
今日はいつもより気温が高い。
私は喉が渇いた。
動揺を知られたくない私は、
「喉が乾いちゃったみたいだから何か冷たい物でも飲まない?」
って聞いた。
「俺は別にいらないっす・・・。」
そう言うと公園のブランコの方に向かって歩いて行った。
私は台所に行き、冷蔵庫に冷やしてある麦茶をコップに注ぐとそれを一気に飲み干した。
そして高鳴る胸の動機を右手で確かめながら、なんだかくずぐったいような気がしてた・・・。
公園でレイはブランコに乗っていた。
私はサンダルを掃くとブランコの所まで歩いた。
クラウディオがやって来た。
「ニャーー、ニャーー。」
足元にベッタリと寄りそう。
ブランコをこぐ彼の隣に座り私もブランコをこいだ。
何年ぶりだろうか・・・。
昔、ブランコをこぐのが怖くてあまりブランコに乗らなかった。
ブランコの勢いが怖くて落っこちるんじゃないかって心配で・・・。
子供の頃に見た景色は、もうそこにはない。
目線が変わってしまってるから・・・。