世界の終わりに隣に君がいてくれたらそれだけでいい…
あとがき① 12.2.21
 あたしの書くストーリーには必ずモデルがいます。

 この世界の終わりに・・・は、100に近いリアル、つまりむちゃノンフィクションです。

 ですが、既婚者という事と年齢、名前のみがフィクションです。

 それ以外全部、あたしの実話です。

 今も毎日リハビリの為に1時間位、歩いてますね・・・。

 4回手術して、先月、最後の手術をしました。

 この手術は足に入ってるプレートとボルトの除去する手術で手術は無事成功しました。

 これからは自分との戦いです。

 足首の固定期間が2年と長かった為に足首がめちゃ固くなってなかなか思うように曲がらないんで、これをクリアする為には痛くても歩いて曲がるようにしなくてはなりません。

 この2年間、ちょっと色々ありました・・・。

 あたしが人生でかなり参った時期に突然現れたのがレイで、レイにはたくさん助けられた・・・。

 そんなレイとの思い出を残したいと思い このストーリーを書く事にしたわけです・・・。

 恥ずかしいけど、全部をさらけ出すのがあたしのポリシー。

 あたしのリアルな気持ちをちゃんと忠実に書くつもりでいます。

 「世界の終わりに隣に君がいてくれたらそれでいい」

 ってセリフには凄く思い入れがあって、 あたしが当時、レイによくつぶやいてた言葉なんですよ・・・。

 それほどまでに大好きだったレイ。

 あたしの大事な思い出はこのストーリーとともによみがえったわけで、それはあたしにとって、凄く大事な作品になったと思います。

 今でもレイの事を考える日があって胸が締め付けられそうになるし・・・。

 レイに会いたいって、ふと思ったりするけど、今はこのままレイの事はあたしの心の奥に大事にしまって鍵をかけておきます。

 あたしの大好きだった15歳のレイ。

 あの笑顔が眩しすぎて、あたしは今でも 忘れなれない・・・。

 いつかレイが大人になったら、あの時あたしに言ってた、あの約束を忘れずにいてくれるんだろうか・・・。

 なんて思ったりする事もあります。

 でも、忘れてくれてるのがいいのかもしれません。

 少年の頃の儚い思い出の一頁にすぎない あたしの存在でいてくれた方がある意味、永遠なような気がして、ずるい言い方をしたら、忘れられない人でいてもらいたいなって思ったりもする・・・。

 結局、あたしの方が忘れられずにいるのかもしれませんね・・・。
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