砂時計


――――――*


太陽がぎらぎら照らす教室内。


私は、購買で買った
パンをかじりながら

彩菜と進路について語っていた。


「あー。やっぱり
先生の言う通り
今から進路について考えたほうがいいのかな~。」


「そうだね~。
私、塾行ってるけど目標とか夢とかないし。」

彩菜も不安そうに言った。


「「はぁ~~」」


二人はため息をついた。


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