砂時計



私はなんだか気まずくなり話を変える。


「あっ、そうだ!

恵美梨お姉さんは

夢とか目標とかあるんですか!?」


思いきって聞いてみた。


「私!?わたしはねぇ

国際弁護士を目指してるの。

だから、大学もそういうとこ通ってるの。」


恵美梨お姉さんは、

コーヒーをすすりながら

そう言った。


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