砂時計


早く走った。


なんて言ってるけど


中学生の部活いらい


これといった運動は



ほとんどしていなかった。



あっという間に


追いつかれてしまった。




「なんで逃げるんだよ!!」


さすがに現役は走りが早い。



「え、別に。めんどくさかっただけ。」


私はありきたりな返事をした。



「あっそ。俺んの家今日
絵里香が好きな
お母さん特性カレーなんだ~。

じゃあ。」



そう言ってニヤニヤしながら

私を見た。



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