砂時計



それから

私の涙はとまることなく

雨のようにただながれた。



私は


彼女に何も言わず


その場から

立ち去った。



廊下に人影がなくなると


ひたすら

子供のように

泣き続けた。


私のなかで

何かがきれたかのように・・・・。




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