砂時計



私は彼女を押し飛ばした。




よし。


これで大丈夫。


と、私は安心した。


そのとき、




足首に激痛がはしった。


足をくじいてしまったのである。




どうしよ。


トラックはもうそこまで来ている。



でも、動くことが出来ない...。



どうしてこんなときに私は...。





「絵里香ーー!!」


弘樹の叫ぶ声が聞こえた。




私は覚悟して目をつぶった。




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