砂時計


私より少し小さい
華奢な女の子。

お人形みたいな

可愛らしい
ふんわりとした髪に

つぶらな瞳が印象的だった。


その華奢な体には

似合わなく

腕にはぐるぐる巻き

にされた包帯...。


私は数秒見とれてしまった。

「あっ、すいません。」

私は慌てて立ち上がった。




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