砂時計



__________*



ある日学校のお昼休み。



私と彩菜は色とりどりの


お弁当を囲んで話していた。






「えぇぇぇぇぇーーーー。


弘樹...野球できないの!??」



彼女は教室いっぱいに聞こえるほど



大きな声で叫んだ。



「彩菜。静かに!!

...まだ決まったわけじゃないけどね。」



「でもさ。先生が言ってたんじゃ

そうに決まってるじゃん。」



確かにそうだけど...。


私は受け止めたくはなかった。













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