砂時計
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ある日学校のお昼休み。
私と彩菜は色とりどりの
お弁当を囲んで話していた。
「えぇぇぇぇぇーーーー。
弘樹...野球できないの!??」
彼女は教室いっぱいに聞こえるほど
大きな声で叫んだ。
「彩菜。静かに!!
...まだ決まったわけじゃないけどね。」
「でもさ。先生が言ってたんじゃ
そうに決まってるじゃん。」
確かにそうだけど...。
私は受け止めたくはなかった。
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