小説家は高校生‼~訳あり恋愛小説家~
「ちょっ、返して下さいよっ」


私はサイト、「山ぶどう」を開いたままにしておいてしまった。


「ふーん、これか。さてさて。読んでみますk…『バッ』


「か、え、し、て!」


私は先輩から携帯をひったくった。


まったく。強引な人だなぁ。


‼ これって俺様⁉ わぁぁぁ、現実(リアル)で初めて会ったぁぁぁ


「なにニヤニヤしてんの、妄想?」


「うっ…」


図星だっただけに言い返せない。 私の思考(妄想?)はどんどん進み、先輩をモデルに小説を書こうとまでしていたから。


「好き。お前の事が」


えっ、なに、今の。


って、


「ええええっっっ⁉⁉」
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