小説家は高校生‼~訳あり恋愛小説家~
いっ、いきなりなにっ…!!
それ、
「私の小説の告白シーンっっ‼」
「はは、バレた?おっと、もうこんな時間、帰るか」
そう言ってひらひら手を振りながら、図書室を出ていった。
………っっ、何なのあの人⁉
一瞬でもかっこいいと思った私がバカだった…
…今の告白のシーンも結構様になってたけど。
でも、俺様ってか、S‼
ああいう人はあとになってさらにSからドSになるんだよ…
「はぁぁ、、、私も帰ろ」
携帯をポケットにしまい、カラカラとなるドアを閉め、家へ向かったのだった。