お医者さん嫌いなのに・・・
少ししたら、岩本先生が銀色のトレーを持って部屋に戻ってきた。
修先生「さぁ、ちょっとだけがんばろうね。うつぶせになれるかな?」
岩本先生「ぼくがぎゅってしてあげるから、大丈夫だよ。」
って言って、私はうつぶせに寝かせられ、岩本先生にギュッて身体を抑えられた。
すぐ、ズボンとパンツも下げられて、
修先生「ちょっと冷たいよ。」。。。右のお尻の上の方が消毒された。。。
怖くって、泣いて「イヤー!イヤー!・・・」ずって言ってたけど、
「チクってするよ。」という声ど同時に、チクって痛みがきて、
「いだいー。痛いよーー(号泣)」
修先生「はい、おしまい。痛かったね。ごめんね。もう泣かないよ?」って言いながら
注射の痕を揉んで、シールを貼って、パジャマを直してくれたら、
岩本先生「よく、がんばったね。もう大丈夫だからね。ゆっくり寝ようね。。。」って
布団を直してくれた。
先生達が出て行ったら、
お姉ちゃんが「早く、元気にならないとね。お姉ちゃんも美奈が家にいないとさみしいよ。」
っていいながら、頭をなぜて、布団の上からトントンしてくれて、いつのまにか眠ってた。
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