お医者さん嫌いなのに・・・
予防接種
前回、入院してから月1回定期検診に行くよう言われて、学校が終わったあと、病院に行った。
何度、来ても、ただの検診だけってわかってても、病院は怖いなぁって思いながら待ってたら
「松山美奈さん、1番にお入りください。」って呼ばれちゃった。
診察室に入ったら、慶太に「美奈、ちゃんと来れたね。体調はどう?」
「大丈夫。」
「うん。じゃあ、胸の音きくよ。はい、深呼吸して・・・。はい、いいよ。次、背中ね・・・。はい、のど見るよ。あーん・・・はい、いいよ。薬は、しばらく続けてようね。この薬は、喘息を予防するものだから。元気でも毎日飲んでね。」
「はい。」
「それから、美奈?子宮頸癌の予防接種してないよね。しておいた方がいいと思うから、来月、予約しておくよ。」
「えぇ。いやだ・・・注射しない・・・」
「そんなこと言わないの。ちゃんと来月も来るんだよ。わかった?」
「ううん。わからない・・・」
「だめだよ。じゃあ、またね。電話するからね。」
診察室を出て、暗ーい気持ちで受付に向ってたら、修先生がいた。
「美奈ちゃん、どうしたの?しんどい?」
「ううん。元気。来月、注射しなきゃいけないって言われたの・・・」
「来月、注射?何の?」
「子宮頸癌」
「あっ、した方がいいね。来月、予約したのね?今すぐ注射する訳じゃないから、今から元気なくってどうするの?これから帰るんでしょ、気をつけてね。ほら、元気出して!」
何度、来ても、ただの検診だけってわかってても、病院は怖いなぁって思いながら待ってたら
「松山美奈さん、1番にお入りください。」って呼ばれちゃった。
診察室に入ったら、慶太に「美奈、ちゃんと来れたね。体調はどう?」
「大丈夫。」
「うん。じゃあ、胸の音きくよ。はい、深呼吸して・・・。はい、いいよ。次、背中ね・・・。はい、のど見るよ。あーん・・・はい、いいよ。薬は、しばらく続けてようね。この薬は、喘息を予防するものだから。元気でも毎日飲んでね。」
「はい。」
「それから、美奈?子宮頸癌の予防接種してないよね。しておいた方がいいと思うから、来月、予約しておくよ。」
「えぇ。いやだ・・・注射しない・・・」
「そんなこと言わないの。ちゃんと来月も来るんだよ。わかった?」
「ううん。わからない・・・」
「だめだよ。じゃあ、またね。電話するからね。」
診察室を出て、暗ーい気持ちで受付に向ってたら、修先生がいた。
「美奈ちゃん、どうしたの?しんどい?」
「ううん。元気。来月、注射しなきゃいけないって言われたの・・・」
「来月、注射?何の?」
「子宮頸癌」
「あっ、した方がいいね。来月、予約したのね?今すぐ注射する訳じゃないから、今から元気なくってどうするの?これから帰るんでしょ、気をつけてね。ほら、元気出して!」