お医者さん嫌いなのに・・・
慶太はしばらく一緒にいてくれたけど、明日は仕事だし、お姉ちゃんが看るからって言ったら、帰っていった。
「修に診てもらう?」ってお姉ちゃんに言われたけど
「ううん。いい・・・。ちゃんと寝るから・・・」って言ってそのまま、眠ってしまった。
朝早くに目が覚めたら、お姉ちゃんがベッドの横に布団しいて眠ってた。一緒に寝てくれてたんだぁ・・・。しばらくそのままベッドに横になってうとうとしてたら、ドアがノックされた。
・・・トントン・・・
「あっ。はい。」ってお姉ちゃんが起きたら、修先生が「おはよう、ごめんな。まだ寝てた?」
「うん、大丈夫。」
「美奈ちゃん、どうかな?熱、あるようだったら俺が仕事行く時に病院つれていくよ。優香は終わったら迎えにきてあげれたらいいけど・・・」
「そうね。どうかな?美奈?ちょっと熱計ろうね・・・」ってお姉ちゃんに体温計を挟まれて起きた「おはよう・・・」
「おはよう、美奈、どうかな?」
「うん。大丈夫。」
ピピピッ体温計がなった。
「38度4分ある。病院行った方がいいね。美奈、学校はお休みね。修と一緒に病院行ってきなさいね。終わったら迎えに行くからね。」
って有無を言わせず決まってしまった。
< 64 / 142 >

この作品をシェア

pagetop