お医者さん嫌いなのに・・・

翌朝、熱はすっかり下がってた。ただ、ノドの痛みというか違和感だけはあったけど・・・。
熱もないし、家で寝てるのも退屈だから大学行った。昨日の分の授業のノートのコピーをもらったり、友達と楽しく過ごした。
大学の図書館にいたら、慶太からメールが入ってきた。
「大丈夫か？今日は学校に行ってる？」
「もう、元気になったから学校だよ。図書館でレポート書いてる。慶太は？」
「仕事終わって、帰るところ。一緒に飯行くか？」
「うん。慶太の部屋に行けばいい？」
「部屋帰ってから車だすから、大学の南門のところに迎えにいくよ。３０分後くらいでいいか？」
「OKです。待ってるね。」
慶太の車に乗って、ご飯食べにいった。食欲は戻ってるけど、ちょっとノドが痛いから、ゆっくり食べた。薬も飲んで、完全回復まであと一歩ってところ。
「美奈？まだ、のど痛いんだろ？」
「うん。ちょっとだけ。」
「見せてみ。あーんして・・・うん。ちょっと赤いけど、昨日ほどじゃないな。もうちょっとかな？」
「よかった。」