†死神の祈り†

「ダメ。…泊まって…。」



はっ
『誰の…声なの……?』

私は震えていた。

なんで、私震えてるの?

怖いの…?



でも…ここで引くわけにはいかない…。



誰一人私の見方なんかいない。
死ななきゃいけないのよ。


――…終わったんだ。


ごめんね、お母さん。



命無駄にして。

でも…こうするしか……

逃げることしか私はできない、
弱虫な人間です。


許してください。


ホントにごめ…――…。
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