年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~
舐めるようにまじまじと私を見る綾斗。
「やっぱり先輩を隔離したい」
(えぇぇ。隔離って。この彼氏怖いんだけど)
「隔離ってwやりすぎ;」
「だって先輩可愛いから、ナンパされるでしょ。そういうの俺ほんとダメなんで。殴っちゃうんで。斬っちゃうんで。殺っちゃうんで」
(何。綾斗って殺人ロボットかなんかですか?)
「わかったわかった。ちゃんとそういうのは断るから。ね?」
「断る以前に、七海先輩に話しかけた時点で俺の中ではアウトです。殴ります。斬ります。殺ります」
「う~ん。わかったってば。で、綾斗は何時からホストやるの?行きたいな」
「お昼からです。それまでは午前中やる人のサポート係をやるらしいです」
「そっか。じゃあ私もお昼近くなったら行くね。こっちは逆に午前中で終わるし」
「わかりました。絶対来てくださいね。俺かっこいいんで絶対見に来てください」
(お願いだからナルシスト発言やめてくれ・・)
「うん。わかった。じゃあもうお客さんくるから仕事に入るね」
「はい。でわ」
やっと帰ってくれた・・・・。
「七海も頑張り屋だ・・・・」
なだめるように見つめてくる美香子。
「やめて・・。その目はやめて美香子・・・悲しくなるから・・」
----こうして幕を開けた学園祭。まだまだ話は続きます。