年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~
と、言うことで私、白鳥七海と加瀬綾斗くんとの関係が始まりました・・。
あの入学式から加瀬くんの計画は始まったのです。。
何の計画かって?
そんなの私も知りたくありません。
どうせ加瀬くんの「俺の思いのままになれ計画」ですよ。きっと・・・。
氷野先輩ともなかなかイチャイチャする時間もなく、今は1日の大半を加瀬くんに付回されています。
それから3ヶ月が経った今。加瀬くんは更に俺様を発揮し、私の隣にいます・・。
「先輩。もう回想はいいですから、早く英語の勉強しましょう」
「ちょっと加瀬くん!回想くらいいでしょ!?加瀬くんの本性が少しずつ見えてきたアノ入学式のこと皆さんにも見ていただいたのよ!!・・・それにね、英語の勉強しましょうって言ってる割には、いっつも私のこと触るじゃない!!!!セクハラ以外の何ものでもないっていうの!!!私にはね、大大大好きな彼氏、氷野先輩がいるっていつもいってるでしょ!?わかる!?!?」
「まぁまぁまぁ。七海先輩、そういいながらもちゃんと英語の成績上がってるじゃないですか。それもこれも俺のおかげ。教えがいいからですよね。少しは感謝してください」
「その俺様発言しないでくれない!?すっごいムカつくんだけど!!私はねそこらへんの女子とは違ってイケメンの加瀬くんに媚びたりなんてしないの」
「あは、俺がイケメンっていうのは認めるんですね。・・それにしてはですよ?氷野先輩は超イケメンじゃないですか。ちょっと七海先輩に甘えすぎですけど」
「な、何言ってんのよ!!先輩を好きになったのは、顔がかっこいいからじゃないの!!」
「でもさっき10ページで『氷野先輩に一目惚れして告白』って自分から言ってましたよね。結局顔じゃないですか」
「な、何を!?それはね、ねぇ~。・・・氷野先輩のバスケ姿がキレイ過ぎてキレイ過ぎて。それにバスケに注ぐ愛情と優しさにひ、惹かれたの!!!」
「あっそうですか。じゃあ俺のほうが断然キレイじゃないですか。ホームなんて完璧ですよ?」
「完璧って。自分で言っちゃうんだね。加瀬くんて。でもね、氷野先輩には勝てないわよ絶対。私の気持ちも全然動かされないんだから」
「先輩、俺のバスケやってる姿見たことないのになんでそんなこといえるんですか」
「見なくてもわかるの。絶対女子にキャーキャー言われるために練習してたんでしょ」
「なわけないですよ。俺、七海先輩以外興味ないですから」
「っつ・・・!そんなこと言っても私は振り向きませんから。残念ですね。アハハハハ!」
「そんな意地張らなくていいですよ。俺に惹かれてるんなら惹かれてるって素直に言えばいいのに」
「だから惹かれてないってば!!!!」