年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~
「それにですね、俺内緒にしてたんですけど、あのときからバスケ部に入部してるんですよ」
「・・・・は?」
「しかも、氷野先輩が生徒会長になったって聞いたんで、俺は副会長に手を上げたんですよ」
「はい!?!?!?」
「見事に副会長に当選しましてね~」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」
「そういうことなんで、七海先輩のことを毎日監視してますけど、氷野先輩もある意味監視してるんですよ。知らなかったですよね」
「あ、あ、当たり前でしょ!!!!!何!それ本当なの!?・・って言うか1年が副会長になれんの!?」
「はい。なれますよ」
「何さらっと言っちゃてんの!?!?私どころか氷野先輩にまでこの俺様に監視されていたとは!!!信じられない!!」
「ですよね。でもね意外と大変なんですよね。部活と生徒会両立させるの」
「だったらそんなことしないでよ!!!でもなんでなの?先輩も同じことしてるのに、なんで加瀬くんだけ同じ時間に私の勉強教えられるわけ??先輩もホントは私と会える時間があるんじゃないの?」
「ありませんよ。会長は副会長と違って遅いときは8時くらいまで残ることだってあるんです。それに俺は特別勤務として早く帰らせてもらってるんです」
「特別勤務・・・?」
「はい。会長が作ってくれたんですよ?七海にしっかりと勉強教えてやってくれって言って、俺だけ特別勤務として早く帰らせてくれるんです」
「嘘よ!嘘!!!」
「ほんとです。それだけ氷野先輩は七海先輩を好きなんですね。・・・まぁ俺には関係なないですけど」
「そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「がっかりするその姿も可愛い」
「うっさい!変態!!タイトルに~俺様系小悪魔男子~って書いてあるけど、私に書き換えさせれば~超俺様・ド悪魔男子~だから!!!!」
「なんですかそのド悪魔って。聞いたことないんですけど」
「黙りなさい!!アンタなんかね、魔王でもいいくらいなんだから!!覚えてなさい!いつか全国にアンタの本性暴いてやるんだから!!!」
「ふッ。どうぞ。やってみてください?」
クソ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
超ムカつく~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
誰か助けてくださ~~~~~~~~~~い!!!
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!