年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~
遅刻の幸せ?
ホントむかつく。
自分を何様だと思ってんだろ。
・・・まぁ俺様だと思ってるでしょうが。
けど憎めないのはナゼだろう・・・。
・・まぁそんなことを考える意味もないか。
「もう。こんな言い争ってる場合じゃないよね。年上の私が折れますよ」
「・・プッ。はいはい」
「だからその笑い何!?」
「すいません。らしくない発言をされたので」
「・・く~~~~!!とことん腹立つ子だぁぁぁぁぁ」
「まぁまぁ。・・それじゃあ昨日出した英語の宿題見せてください」
「・・へ?宿題?」
「はい」
「・・・やってない」
「・・はい?」
「・・・・・忘れました・・・・・」
・・・何この沈黙。
・・・何この緊迫感。
「忘れましただ・・・?」
!!怖い!!
「は、はい・・・・」
「・・・何で忘れた」
「あ、その!あの、ちょっと時間がなくて・・・」
「時間がない???」
「はッ・・はい!」
「嘘つくんじゃねぇよ!!!俺は見てたんだよ!!七海先輩が毎日のように美香子先輩と放課後遊んでる様子をな!!」
「何でみとるんじゃ~~~~い!!!!!!!」
バコッ!!!!!!!!!!!!!
「いてぇ!!」
・・・とっさに横にあるクッションで加瀬くんを殴ってしまった。
「何見ちゃってんの!?何毎日監視しちゃってんの!?何ちゃっかりストーカーしちゃってんの!?」
「いいでしょう。もう俺のモノなんですから」
「なってないし!!いつなった?いつ加瀬くんのモノになりましたか!?」
「1日を俺と6時間以上一緒にいるともう俺の彼女ですよ?」
「そんな決まりあったっけ!!ないよね!?ないよね!!しかも一緒にいるとって、加瀬くんが私のこと付けてただけだよね!!」
「決まりありますよ。俺が生まれたときから」
「ねぇだろ!!今作っただろぉぉ!?!?」
やっぱり撤回。
ついさっき言った言葉撤回します。
普通に憎めました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!