年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~
俺達はきっと
相性なんて絶対合わない人同士だったのかも・・・。
付き合ってもいないのに・・・・
俺は七海先輩のことを考えすぎた・・・。
今までの俺なら、女の子に手を出して、その一夜だけを楽しんで・・・・
次の日には何事もなかったようにその子とは一切関わらない。
・・・その女の子が泣きついて俺にしがみつこうが
俺は
「お前らみたいなの1人1人かまってたらきりがないんだよ。他にまだいっぱいいるんだからな」
なんて言って・・・。
俺は今思えば最低な奴だった・・・・。
俺はいつの間にか・・
何人もの女の子を傷つけてきた。
・・・・高校になってもそれは変わらなく続くのだと思っていた。
・・・・・それが七海先輩と出会って、初めて「恋」というものを知った。
その純粋な性格と優しさに・・・俺は惹かれたんだ。
・・・・どうしてもこの人を手に入れたい。
・・・・どうしても俺のモノにしたい。
好きすぎて・・・・・。
・・・・・・自分から壊してしまった。
今の関係だけでもよかった。
・・・ただいつも傍にいれればよかった。
・・・・その先を求めちゃいけなかったんだ。
そして今はその友達を傷つけようとしている。
この気持ちを美香子先輩で抑えようとしている・・・。
・・・・美香子先輩の顔を上げて。
・・・口を近づける