年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~








・・・2人の声が遠く聞こえる。






俺から見えるものは・・。









七海先輩の泣き顔だけ。












「美香子・・・・・」















「ねぇ。どうなってるの」














「何がって・・・一つしかないじゃん・・・・」













「・・・綾斗って・・」











「それだけって・・・意味わからない」












「・・・何言って・・・。全然意味・・わからないよ・・」














「だから!!!!なんで急にそんな!!!!!!!」








・・・七海先輩の声が俺のすぐそばで聞こえるきがする。




訴えかけるようにして。







・・気づかれないように、ポツンと垂れた涙をスッと拭った。






「1度も七海のものになんて・・・なってないから」





その言葉を美香子先輩が発した瞬間。





七海先輩が表情を変えたのを見た。




・・・・俺のせいで



友情も壊れだす。






パシン!!!!!!!!!!!!










「七海・・・・先輩・・・・」





人って







怖いものですね・・・。






・・先輩のためなら





立ち上がって









言いますよ。









「俺の美香子に手出すな」

(俺の七海に手出すな)







そう言ったら・・・・・・








本当に








嫌いになって・・・・・くれますか・・・・。











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