年下男子に要注意!?~俺様系小悪魔男子~


<七海side>


・・・次の日。


あの加瀬くんがいつ現れるかとビクビクしながらも学校に行った。



2-A

ドアも閉まっているのにやけに騒がしい・・。


教室に入ると、女の子の人だかりの中から


「あ、おはよう!七海!」
と美香子の声がする。


そしてようやく顔が見えたところで・・・

「おはよう、美香子・・・って・・」

ふと横を見ると・・


あれ・・・
隣にいるのは・・・

隣にいるのは・・・




まさか・・まさか・・
私の大好きな大好きな・・・





「おはよう。七海」






氷野先輩だぁぁぁぁぁぁぁ!!!


「氷野先輩~~~!!!」


私は思いっきり抱きついた。


「あははは。全く可愛いな~。七海は。朝っぱらから元気があって」

よしよしと頭を撫でてくれる・・。


そんな優しい氷野先輩は私の彼、彼、彼氏です!!!






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