I'm



唐突な衝動に駆られ、

泣きそうになった俺は


ずっと秘めておくつもりだった想いを

炸裂させた。





いつから想っていたとか、

珈琲を飲むとき、

必ず小指をたてる癖とか。



全部ぶちまけた。





その時の告白を、彼女は

どう受け取ったかは知らない。



でも、「いいよ」って

言ってくれた時の、


彼女の珍しく穏やかな表情は

今でも忘れない。


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