ピンクの空2〜繋がる心〜
クラスわけを確認したあたしたちは、優しそうな女の先輩に連れられて、体育館までやってきた。
方向音痴で馬鹿なあたしは、すでに何処を通ってきたのかわからなくなって、てんぱってる。
「あまね~あたし、めいろで迷子になった気分だよ。」
「ホントになつみは、あたしか大森、どっちかいないとだめだよね~」
あまねは笑った。
でも、本当にそう。
あまねとクラス離れなくて良かった~。
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