ピンクの空2〜繋がる心〜
「バレました〜?」


さすがに鈍感なあたしでも、そのくらいわかるよ。


まったく。


さっきまで居た大通りと違って


今は、車一台通るといっぱいになっちゃうくらいの狭い道路。


「そろそろ機嫌直りましたか〜?」


大森がのぞき込んできた。


「ふん。」


顔をそらすあたし。


かわいくないな、本当に。


でも、恥ずかしいから。


ついついね。










< 59 / 115 >

この作品をシェア

pagetop