ピンクの空2〜繋がる心〜

あたしはちょっと腰を浮かせて、そんなに広くないベッドで


大森と距離をあけた。


「こっち来いよ」


大森があたしの肩を抱き寄せて、あたしは大森の腕にすっぽり収まった。


「ひゃっ」


大森に抱きしめられたら、なぜか体が反応しちゃう。


どこを触られたってわけじゃないのに。


「なに感じてんの」


ば、バレた。


「感じてないし。」









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