嘘つきな君からのキス
理解をしようとしても、あべこべな解釈以外出来ない。嘘つきなのに信用だなんて。それに……
「み、三神くんは嘘つきなの?」
うそ。と言われた事はあるけど、うそに入るか入らないのか微妙な所だ。言えばからかわれただけのようにも思われる。
「嘘も嘘。大嘘つき」
「え?」
私が困惑しているのとは裏腹に先までとは一変。
一瞬にしていつも通り。
「三神の嘘は嘘の嘘だからね」
嘘の嘘って事は……
「それ、嘘じゃないんじゃ……?」