嘘つきな君からのキス


理解をしようとしても、あべこべな解釈以外出来ない。嘘つきなのに信用だなんて。それに……


「み、三神くんは嘘つきなの?」


うそ。と言われた事はあるけど、うそに入るか入らないのか微妙な所だ。言えばからかわれただけのようにも思われる。


「嘘も嘘。大嘘つき」

「え?」


私が困惑しているのとは裏腹に先までとは一変。

一瞬にしていつも通り。


「三神の嘘は嘘の嘘だからね」


嘘の嘘って事は……


「それ、嘘じゃないんじゃ……?」



< 107 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop