SugarⅢ
「有明がいいなら…」
「あと2年待って」
「分かった、待つ」
「とりあえず、誓いのキスでもしとく?」
「こんなとこで?」
「うん、ここで」
そう言った有明。
次の瞬間には、唇にフニッとした感触。
「今日が記念日な」
「そうだね」
三度目の偶然
いや、もうこれって
運命なんじゃない?
(何なの2人とも、顔真っ赤にして)
((ちょっと暑くて…))
(変なの…)
平然としていた会話も、実は内心ドキドキで。
2人して真っ赤な顔で話してた。
ーENDー