熱いキスをして。
ダメだとわかっていながらも
今日もまた、私は彼を求めてしまう。
「……郁、お願い……好きって言って……」
キスをしながら撫でる、サラサラのシルバーの髪
角度を変えては、何度も何度も
あやまちのキスを繰り返す。
刻み込んで……
もう消えないほどに
染み込ませて……
もうとれないほどに
感じさせて……
もう戻れないほどに
熱いキスをして……
この涙が止まるまで
あなた以外、いらないの
お願い……あたしを壊して
深く、深く…愛して…___