天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
そんな風にキャイキャイはしゃぐ女性陣を見ながら。

(ハーレムやっっっっっ!)

チャーリー密かにガッツポーズ。

(これは最早俺の望んだハーレムと考えて差し支えないとちゃうんかいっ!ウチのクラスの美人どころは、全員俺の魅力に堕ちたねん!俺の男前エクストラバージンフェロモンの効果に体を火照らせて、恋の奴隷になったっちゅー事や!どやねん!どやねんコレ!まさに俺の当初の計画通り!)

まぐれで勝ったのに『全ては作戦通り』とか言う適当な人みたいだ。

だが、計画通りかはともかく、チャーリーは新1年生屈指の美少女グループにぬけぬけと入り込んだ唯一の男子生徒として、まさしくハーレム状態を謳歌していた。

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