天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
そんな絶叫などシレッとスルーして。

「只今ご紹介に預けました」

預けたのかよ。

「ワタクシ鈴木と申しますです、はい。天神学園の英語教師として転勤してきました。転勤する前は、欧米のハーバード…」

「えっ、超一流大学じゃないっ」

目を丸くする七星。

「…ドロロン大学で講師をしてました」

「どこの大学だよっ!」

七星、力いっぱいツッコミ。

「趣味はポエムを書く事、挨拶代わりに一つ披露しようと思います、はい」

オホンと咳払いする鈴木さん。

「『間違ったっていいじゃないか、人間だもの』」

「ポエムじゃねぇよっっ!しかも相田 み○をかよっっ!」

鈴木さんのフリーダムぶりに、七星の天性のツッコミストの才能が覚醒しそうだ。

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