天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
そんな赤ずきんちゃん・花音にしてみれば、自分と同じく温厚な二人の兄がどうやって天神学園で生活しているのか不思議な所。
「ねぇねぇ、拓ちゃんはどうやって天神学園で過ごしてるの?」
拓斗の部屋にお邪魔して、花音は五所川原を抱き締めたまま女の子座り。
「んー…どうやってって…別に普通だよ。勉強して、休憩時間には友達と話したりして、始業前や放課後には龍太郎君や龍娘先生と修行して…」
「龍太郎っ?もしかして『あの』丹下 龍太郎先輩の事っ?」
花音が素っ頓狂な声を上げる。
まだ入学して間もない花音達新1年生も、丹下 龍太郎の噂は聞いている。
アップアップでようやく2年生に進級した男子生徒。
というのも素行が悪く、1年生の間に数多くの同級生を血祭りに上げたが為に、半年以上もの間停学になり、そのせいで出席日数が足りずに留年しそうになったというのだ(大間違い)。
「ねぇねぇ、拓ちゃんはどうやって天神学園で過ごしてるの?」
拓斗の部屋にお邪魔して、花音は五所川原を抱き締めたまま女の子座り。
「んー…どうやってって…別に普通だよ。勉強して、休憩時間には友達と話したりして、始業前や放課後には龍太郎君や龍娘先生と修行して…」
「龍太郎っ?もしかして『あの』丹下 龍太郎先輩の事っ?」
花音が素っ頓狂な声を上げる。
まだ入学して間もない花音達新1年生も、丹下 龍太郎の噂は聞いている。
アップアップでようやく2年生に進級した男子生徒。
というのも素行が悪く、1年生の間に数多くの同級生を血祭りに上げたが為に、半年以上もの間停学になり、そのせいで出席日数が足りずに留年しそうになったというのだ(大間違い)。