天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
「続いて僕も自己紹介しましょうかね」
兆志が教壇に立つ。
「このクラスの担任を務めます、因幡 兆志といいます。この学園には結構古くから在籍していまして、教科は日本史を担当します」
鈴木さんと違い、いたって普通の自己紹介をする兆志。
「もしかしたら知っている人もいるかもしれませんが、この三月に卒業した因幡 舞白(いなば ましろ)という生徒とは、ちょっとした関係がありますが…まぁここでは言わないでおきましょうか。秘密がある方がミステリアスで魅力的だろうし」
そう言って爽やかに笑う兆志に、クラスメイト達もつられて笑った。
兆志が教壇に立つ。
「このクラスの担任を務めます、因幡 兆志といいます。この学園には結構古くから在籍していまして、教科は日本史を担当します」
鈴木さんと違い、いたって普通の自己紹介をする兆志。
「もしかしたら知っている人もいるかもしれませんが、この三月に卒業した因幡 舞白(いなば ましろ)という生徒とは、ちょっとした関係がありますが…まぁここでは言わないでおきましょうか。秘密がある方がミステリアスで魅力的だろうし」
そう言って爽やかに笑う兆志に、クラスメイト達もつられて笑った。