天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
「うーん、やられたぁ、なんて威力だ、五所川原ろーりんぐぶろー(棒読み)」
地面に横たわり、さも『やられたぁ』という演技をしてみせる龍娘。
「…老師?」
胡乱な目をする龍太郎に。
「!」
龍娘はウインクして見せる。
如何に鈍い龍太郎でも、彼女の意図している事は理解できた。
「次は龍太郎先輩だよぉ!」
再びグルグルパンチを繰り出した花音。
ぬいぐるみの腕が、もふっ、と当たった瞬間。
「ぐはあっ」
龍太郎も大袈裟に吹っ飛ぶ。
地面に横たわり、さも『やられたぁ』という演技をしてみせる龍娘。
「…老師?」
胡乱な目をする龍太郎に。
「!」
龍娘はウインクして見せる。
如何に鈍い龍太郎でも、彼女の意図している事は理解できた。
「次は龍太郎先輩だよぉ!」
再びグルグルパンチを繰り出した花音。
ぬいぐるみの腕が、もふっ、と当たった瞬間。
「ぐはあっ」
龍太郎も大袈裟に吹っ飛ぶ。