天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
「うぉぉおぉ、つええ、こんなすげぇパンチはじめてくらったぁ(棒読み)」

地面に突っ伏して苦しむふりをする龍太郎。

「どうだっ、参ったかっ」

んふー、と鼻息も荒く花音が言う。

「これ以上拓ちゃんをいじめたら、私が許さないんだから!」

「「ははーっ」」

ノリノリで土下座とかして見せる龍太郎と龍娘。

「これからは、拓ちゃんと仲良くシュギョーしなさい!」

「「わかりました花音さん、すみませんでしたぁ」」

何か楽しそうだな、お前ら。

< 138 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop