天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
イジッた方がいいのか、そっとしておく方が優しさなのか。

困惑する還騎の隣で。

「言っておきますが」

機械的にリヴリアが振り向き、還騎はビクッ!とする。

「私、ロボットではありませんから」

「わ、わかりました…」

「プロトは自分で極秘任務をネタバレ乙するような試作型ウォーロイドでしたが、私はロボではないですから」

「え、ええ…心得ましたから…」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「本当にロボットではありませんから」

「分かったと言ってるだろうがこのロボ子っ!」

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