天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
ノートにペンを走らせながら。

「では神楽さんが、何かクラスで困っている事とか、不満に思っている事などはありますか?」

「んー…」

兆志の言葉に視線を落とす七星。

「……ちょっと…ツッコミが激しいです」

「ツッコミ?」

兆志は首を傾げる。

「えと…その…」

彼女は頬を染めながら。

「クラスの皆とか…鈴木さんとか…凄く…私の胸の事をイジるんですよね…ネタ的にも物理的にも」

小さく呟く。

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