天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
(瞬時に大鎌を出し、斬撃を放つと同時にまた消した…?)
怪訝な表情で兆志を見据える還騎。
兆志は何食わぬ表情で見つめ返す。
「還騎さん、もう止しましょう。この学園では無用の闘争など認められません。どうしても決闘をというのならば、日を改めればいいではありませんか。今この場では、他の生徒をも巻き込んでしまう」
「気に入らないな、貴様」
チッと小さく舌打ちして、杖を振り上げる還騎。
「まるで強者が弱者を見下すような、その言い草がなぁっ!」
怪訝な表情で兆志を見据える還騎。
兆志は何食わぬ表情で見つめ返す。
「還騎さん、もう止しましょう。この学園では無用の闘争など認められません。どうしても決闘をというのならば、日を改めればいいではありませんか。今この場では、他の生徒をも巻き込んでしまう」
「気に入らないな、貴様」
チッと小さく舌打ちして、杖を振り上げる還騎。
「まるで強者が弱者を見下すような、その言い草がなぁっ!」