天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
兆志の表情に冷徹さが宿る。
「予定にない『死』は認められません…そんな事をすれば、現役の死神達…僕の娘や、現在の天神地区担当の死神、小岩井 防人(こいわい さきもり)さんまで敵に回す事になりますよ?」
「その時はまとめて面倒見てやるさ」
不敵に笑う還騎。
「……」
「……」
還騎が、兆志が。
一定の距離を置いたまま睨み合う。
まるで西部劇のガンマンのように。
ピクリと動く兆志の右手、還騎の杖。
そして次の瞬間!
「予定にない『死』は認められません…そんな事をすれば、現役の死神達…僕の娘や、現在の天神地区担当の死神、小岩井 防人(こいわい さきもり)さんまで敵に回す事になりますよ?」
「その時はまとめて面倒見てやるさ」
不敵に笑う還騎。
「……」
「……」
還騎が、兆志が。
一定の距離を置いたまま睨み合う。
まるで西部劇のガンマンのように。
ピクリと動く兆志の右手、還騎の杖。
そして次の瞬間!