天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
「そうじゃ!放課後じゃし丁度よい、これから三人…いやアルフレド王子も交えて、四人でお茶でもどうじゃ?因幡先生には還騎を助けてもらったお礼もしたいし」

「え、いや…僕はお茶はちょっと…」

「よいではないか、よいではないか。アルフレド王子もそろそろ生徒会の仕事が終わる頃であろうし、学食でまったりティータイムじゃ。わしの奢りじゃ、遠慮しないでくれ」

「いや、遠慮とかじゃなくて、あの…」

兆志の言い分など聞かぬまま、彼と還騎の手を引く筱萠。

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