flaps!


声の方を見ると、スタジオの入口に二人の人物が立っていた。


「…満、祐樹」


ちなみに茶髪の方が満、黒髪の方が祐樹。


「俺ら外探してたのに、スタジオにいたんだ」


そう言ってニコニコしながら近づいてくる満。


一方祐樹は、何故か一点を見つめて硬直している。

「祐樹?」


笑顔の満を完全スルーして、祐樹の視線の先を追うと…



−−−−あ…



一番大変なこと忘れてた。

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