flaps!




「篠原さん、あなたまだ入社したばっかりよね?」


いかにも仕事できますって感じの女社長は、コーヒーを片手にそう口を開いた。



「あ…はい。」


「ホントはね、担当タレントを持つのは研修してからなんだけど…

あなたには、今日から担当して欲しいグループがあるのよ。」



「グループ…ですか?」



嘘っ!

これが世に言う、スピード出世ってやつか!!


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